『昭和天皇と近現代日本』 著者:後藤致人 吉川弘文館刊 2003年6月第1刷 A5判288頁 昭和天皇研究は、1990年前後を境にして研究環境を異にしてきた 「宮中グループ」における天皇や皇族集団、内大臣木戸幸一の果たした役割から、昭和天皇の位置付けがいかに変化していったかを検証 さらに、地域社会や戦後の在位と保守政治との関係等を探り、天皇の存在を考える 目次 国民国家の再編と昭和天皇 1 華族社会の展開と「宮中グループ」 2 太平洋戦争と天皇・宮中 3 天皇と戦後社会 昭和天皇と近現代日本 あとがき 索引