Levis501 BIGE S W不明
■W不明L31
BIGE赤タブ、フロントボタンの刻印は6、パッチは割れがありますが、Sスタンプを確認できるためタイプ物と判断できます。
股部分の生地が薄くなっていた箇所があったため、ステッチを一部外して補強しリステッチを施しました。
裏側も丁寧に補強しており、素晴らしい仕上がりです。
また左ももから裾に向かって縦糸が抜けているように見えますが、こちらは色が抜けているためです。
主観ですが色残りは7割以上かと思います。
他にも、状態の良いリーバイスを出品しておりますので
そちらの情報も是非ご覧ください。
■ディテール
赤タブE両面
紙パッチ(割れのため、表記不明)、Sスタンプ
トップボタン普通R
フライボタン足長R
トップボタン裏刻印6
股閂止め
フロントボタン脇Vステッチ
腰シングル
裾チェーンステッチ
アーキュエイトステッチ黄色
コインポケット裏耳あり
■サイズ
実寸
ウエスト:平置き40㎝
股下: 72㎝
全長: 99㎝
股上: 30㎝
腿幅: 30㎝
裾幅: 21㎝
素人寸法になりますので若干の誤差はあります。
ご理解いただきご入札ください。
◆60年後半から70年代のアメリカではヒッピーブームが起こりベルボトムジーンズが流行し「646」はヒッピーファッションの象徴とも言われています。
「タイプ物」と呼ばれるモデルが登場したのはその少し前1967年(66年ごろという見解もあります)、「ダブルネーム」の後のことです。
これらは紙パッチに、AやSの文字がプリントされているのが最大の特徴。この文字はなにかしらの管理番号であると言われていますが、よくわかっていません。
赤タブがビッグE+不均等Vの「BIGE」との組み合わせで生まれるモデルはバリエーションが多く、様々なディティールをもっている場合があります。
フロントボタンは足長Rで裏刻印は6、股ステッチは閂止め。イエローステッチのことが多く、腰がシングルステッチで、フロントボタン裏の切り返しがV型のステッチになっています。(すべての特徴があてはまるというわけではありません)
また初期のものは生地感も素晴らしく、501XXのような染めの深さで粒状感も感じられます。
「後期」と呼ばれる1970年からの物は、腰がチェーンステッチでそのためフロントボタン裏のVステッチはなくなり、オレンジ糸が使われることが多くなります。 20